15年前くらいでしょうか、いわゆるラーメンブーム。何次なのかはよくわかりませんが、当時中学生だった私は友達に連れられて行った光麺で衝撃を受けました。


ラーメンって美味しい。


それまでサッポロ一番みそラーメンがデフォルトだったので、しっかりしたラーメンを認識したのはこれが初めてでした。そして、今に至るまでラーメン屋を食べ歩くのが趣味になっています。


そんな折、当時新宿にあり人気を博していた麺屋武蔵。行列並びました。食べました。



もうね、十何年も前のことなんて覚えてません。味も何分並んだかも。

そんなわけで、久しぶりに行きました。十数年ぶり。
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一番近いのは都営大江戸線の新宿西口駅。次は西武新宿線の西武新宿駅。北に少し外れたところにあります。とはいえ、一番南の都営新宿線の新宿駅からでも徒歩10分くらいです。


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武蔵らー麺
11時ちょうどに到着。10名ほど並んでいましたが、食券を買ってほどなく着席。行列店でも開店間際なら長時間並ぶことはないので狙いです。

それにしても、つけ麺プッシュが目立ちました。大盛りまで無料だし、そのことが店頭にデカデカと表示されているし。つけ麺の方が好きですが、寒かったし、元祖のラーメンにしました。


おお、角煮!


そういえば麺屋武蔵はどこも肉のインパクトがスゴイですね。そもそもチャーシュー当たり前の時代に角煮いれちゃったんだから、この店の前衛感。たまりません。

つけ麺は流行のどろっと濃厚タイプのようですが、ラーメンはオーソドックスなしょうゆ。スープの影響かがっつり濃い味が中太麺に絡みます。しれっと柚子が入っているのも、時々店内に響く威勢の良い声(仕上げの合図?)とは裏腹に味の繊細さを感じさせます。

終盤には卓上にある生七味を入れました。これも美味しかった。最近の七味は辛いだけじゃないのが良いですね。風味を感じられるとでも言いましょうか。


前段の通り、味はまったく覚えていませんでしたので、ある意味新鮮でした。